時間生物学会での共催シンポジウム(11/17)のお知らせ

第31回日本時間生物学会学術大会にて以下の共催シンポジウムを開催します。
多くの方のご来場をお待ちしております。

大会HP

シンポジウム 5 「転写を超えた時間カウントメカニズムの理解を目指して」
座長:吉種 光(東京都医学総合研究所)、土居雅夫(京都大学 大学院薬学研究科)

日時:2024年11月17日(日) 14:00~16:00
場所:国際会議場・メインホール

本シンポジウムは、学術変革領域A「時間タンパク質学(Chronoproteinology)」との共催シンポジウムです。心拍、体節リズム、概日リズム、季節応答、竹の一斉開花など、秒単位から年単位まで様々な時間スケールでリズム性をもつ生命現象が存在します。本シンポジウムでは、様々な生理現象の中でも、時間情報を持った、または「時」を生み出すような生命現象に着目して、その仕組みの理解を目指す研究の最前線をご紹介します。私たちは、特定のタンパク質がもつ物性や酵素活性、タンパク質間相互作用、翻訳後修飾、立体構造変化、翻訳制御などが時をカウントしている可能性について議論したいと思います。

【S5-1】吉種 光(東京都医学総合研究所)「はじめに」
【S5-2】秋山修志(分子科学研究所)「KaiC 自己リン酸化の分子メカニズム(Molecular Mechanism of KaiC Autophosphorylation)」
【S5-3】松尾拓哉(北里大学)「緑藻の非転写概日振動体の解析(Characterization of non-transcriptional circadian oscillator in green algae)」
【S5-4】岩崎信太郎(理化学研究所)「植物における概日リズム翻訳制御の全体像(Landscape of circadian translation rhythms in plants)」
【S5-5】岡部弘基(東京大学)「細胞内発熱が担う温度シグナリング機構の解明(Elucidation of Thermal Signaling Mechanisms Mediated by Intracellular Thermogenesis)」
【S5-6】吉村 崇(名古屋大学)「概年時計の制御機構の解明にむけて(Toward understanding the mechanism of circannual clock)」